【古着仕入れのリアル】

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まとめ仕入れ?単品仕入れ?徹底比較して、あなたにぴったりの方法を見つけよう!

こんにちは、Red Hurlのまさきです!

古着ビジネスを始めたばかりの頃、僕が一番頭を悩ませたのは、「一体どうやって仕入れをすればいいんだ…?」という問題でした。

古着の世界には、大きく分けて二つの仕入れ方法があります。

  • 一度にたくさんの服を手に入れる「まとめ仕入れ」。
  • 一点ずつじっくり選ぶ「単品仕入れ」。

どちらも魅力的なんですが、それぞれに「やってよかった!」と思う瞬間と、「うわ、やっちまった…」と頭を抱える瞬間があるんです。

正直なところ、「こっちが絶対正解!」という答えはありません。

でも、僕もたくさんの失敗と成功を繰り返す中で、「この時はまとめ仕入れが最高!」「いやいや、ここは単品仕入れでしょ」という、自分なりの基準が少しずつ見えてきました。

今日はそのリアルな経験を、これから古着ビジネスを始めたい方や、仕入れ方法に悩んでいる方にシェアしながら、両者の特徴を徹底的に比較していきます!

📦 まとめ仕入れとは?

まず、「まとめ仕入れ」についてお話しします。

これは、その名の通り、古着をまとめて仕入れる方法です。

ネットショップや古着業者さんが、Tシャツなら20枚、スウェットなら10枚、といった形でセット販売していることが多いですね。

中身は、「福袋」のように何が入っているか分からないものもあれば、ジャンルやブランドが事前に指定されているものもあります。

また「ベール仕入れ」と呼ばれる、圧縮された巨大な塊で仕入れる方法もこれに当たりますが、これはかなり上級者向け。まずは少量のセットから試してみるのがおすすめです。

⭕️ まとめ仕入れのメリット ✨

まとめ仕入れは、一言でいえば「効率とサプライズ」が魅力です。

1. 一度に大量の在庫を確保できる!

これは最大のメリットでしょう。 例えば、10枚セットのまとめ買いをすれば、一気に10アイテムが手に入ります。

ショップのアイテム数が少ないうちは、これだけで一気にボリューム感が出て、お客様に「このお店、アイテムが豊富だな」という印象を与えることができます。

商品が売れても、すぐに次の商品を出品できるので、常にショップに活気を持たせることが可能です。

2. コストが大幅に安く済む!

まとめ仕入れは、単品で購入するよりも、一枚あたりの単価がグッと安くなります。

「え、これ1枚あたり500円!?」

なんてことも珍しくありません。送料や手間賃を考えても、トータルでのコストパフォーマンスは抜群です。

仕入れ値を抑えられる分、販売価格に上乗せできる利益率が高くなるので、効率よく稼ぎたい人には最高の選択肢です。

3. 掘り出し物が見つかるワクワク感!

まとめ仕入れは、くじ引きのような楽しさがあります。 「正直、あまり期待してなかったけど、これめちゃくちゃ良い状態じゃん!」 「人気ブランドのアイテムが入ってた!ラッキー!」

といった掘り出し物が見つかることも。予期せぬサプライズは、古着ビジネスを続ける上での大きなモチベーションになります。

4. 仕入れ時間を大幅にカットできる!

古着ビジネスは、仕入れに一番時間がかかります。一着一着お店を回ったり、オンラインショップを何時間も探したり…。

まとめ仕入れなら、一度の注文でしばらく出品するアイテムが確保できるので、時間効率は抜群です。本業や子育てで忙しい僕のような人には、本当にありがたいメリットです。

❌ まとめ仕入れのデメリット 💦

いいことばかりではありません。まとめ仕入れには、当然リスクも潜んでいます。

1. 期待通りの商品ではないことも…

これが一番のデメリットかもしれません。 写真ではきれいに見えたのに、いざ届いてみたら、「うわ、こんなところにシミが…」「襟元が色あせてる…」「思ってたより穴が大きい…」といった、販売するには難しいレベルのダメージ品が混ざっていることがあります。

もちろん、その分を差し引いても利益が出るように単価設定はされていますが、やはりがっかりしてしまいますよね。

2. 売れにくいアイテムも混ざる

「このデザインはちょっと個性的すぎるかな…」 「どう考えてもこのサイズは需要がない…」

といった、なかなか売れないアイテムも一定数含まれていることが多いです。 これらは在庫として抱えることになり、スペースを圧迫します。

中には、廃棄せざるを得ない場合も出てくるかもしれません。

3. サイズ感が読めない

オンラインでのまとめ仕入れだと、サイズ表記がアバウトなことがよくあります。 「M〜Lサイズと記載されていたのに、全部小さめのMだった…」 「メンズサイズなのに、全部レディースサイズだった…」

というようなことも。仕入れる前に、事前に問い合わせをして確認できると安心です。


👚 単品仕入れとは?

一方の「単品仕入れ」は、古着屋やフリマサイト、オークションなどで、一着ずつ自分の目で見て、納得したものを仕入れる方法です。

「これを売りたい!」という明確な目的を持って仕入れができるのが最大の特徴です。

⭕️ 単品仕入れのメリット ✨

単品仕入れは、「質と安心感」が最大の魅力です。

1. コンディションを細かく確認できる

実店舗やフリマサイトなら、写真でシミや穴、毛玉の有無を細かくチェックできます。

サイズ感もモデルさんの着用写真や詳細なサイズ表記で確認できるので、「思ったのと違った!」という失敗が格段に減ります。

2. 好きなブランドやデザインをピンポイントで狙える

「今回はラルフローレンのシャツだけを揃えたい!」 「ナイキのヴィンテージスウェットだけを仕入れたい!」

といったように、自分のショップのコンセプトに合ったアイテムだけをピンポイントで仕入れられます。

これにより、お店の「色」や「方向性」が明確になり、ブランド力を高めることができます。

3. 在庫をコントロールしやすい

まとめ仕入れのように、売れにくいアイテムが大量に増えるリスクがありません。

売れ行きを見ながら、必要な分だけ、必要なアイテムを仕入れられるので、在庫過多になる心配が少ないです。

❌ 単品仕入れのデメリット 💦

単品仕入れは、多くの手間と時間を要します。

1. 仕入れ単価が高い

一点ずつ仕入れるため、どうしても一枚あたりの価格は高くなります。

送料もかかるので、まとめ買いよりも利益率が低くなる傾向があります。

「売れたときの利益が少ない…」と感じることもあるかもしれません。

2. 時間がかかる

本当に時間がかかります。 実店舗を何軒も回れば半日や一日がかり。

オンラインで探すにしても、何百何千という商品の中から、目当ての一着を見つけ出すのは至難の業です。

仕入れに使える時間が限られている人には、少しハードルが高いかもしれません。

3. 良いものは競争が激しい

人気ブランドの人気アイテムは、当然ライバルも狙っています。

「あ、これだ!」と思った瞬間、他の人に買われてしまった…なんてことは日常茶飯事。

特にオンラインでは、出品されてから数分で売れてしまうこともあるので、常にチェックする手間と、スピード感が求められます。


❓ 実際に比較してみて、たどり着いた結論 ❓

僕はこれまで、どちらの仕入れ方法も試してきました。

最初は「まとめ仕入れはリスクが高いな…」と避けていた時期もありましたが、思い切ってやってみると、その効率の良さに驚かされました。

逆に、単品仕入ればかりやっていた時期は、ショップのアイテム数がなかなか増えず、「もっとたくさんのお客様に見てもらいたいのに…」と焦ることもありました。

その結果わかったのは、**どちらか一方だけに絞るのはもったいない!**ということです。

両方のいいとこ取りをする「ハイブリッド仕入れ」が最強だと気づいたんです。

  • まとめ仕入れ: 在庫を一気に増やしたいとき、時間効率を重視したいとき、そして「安く仕入れてたくさん売りたい」高回転のアイテムを揃えたいときに使います。
  • 単品仕入れ: ショップのメインとなる「顔」のアイテム、つまりブランディングしたいアイテムや、高単価で高品質なものを揃えたいときに使います。

この二つを組み合わせることで、**「安定した売上」「ブランド力の向上」**を両立させることが可能になります。


まとめ:あなたはどっち派?それともハイブリッド派?

古着仕入れは、「効率を取るか?」「安心を取るか?」の二択ではありません。

  • 仕入れにあまり時間をかけられない人 → まずはまとめ仕入れで在庫を確保し、余裕ができたら単品仕入れも取り入れるのがおすすめです。
  • ブランド力をつけたい、失敗したくない人 → 単品仕入れで慎重にアイテムを選び、ショップのコンセプトを固めていきましょう。
  • 売上を安定させ、ショップを成長させたい人 → まとめ仕入れで「売れ筋」の数を増やし、単品仕入れで「目玉商品」を確保する。このハイブリッド戦略が最強です。

古着ビジネスは、正解が一つじゃないからこそ、工夫しがいがあるんですよね。自分のライフスタイルや販売戦略に合わせて、一番フィットする方法を見つけることが大切です。

このブログを読んで、少しでもあなたの古着ビジネスのヒントになったら嬉しいです。

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