👕✨たまに出会う、“ショップに出すか迷う”素敵な服
― 古着好きだからこその葛藤と、洋服とのストーリー ―
こんにちは😊 Redhurlのまさきです!
今日は少し“古着屋あるある”なお話をしたいと思います。
古着を仕入れていると、時々あるんです。
「あ、これは自分で着たいかも」
そう思ってしまう瞬間。
ショップに出せば売れるって分かってる。
でも、なんか手放したくない…。
そんな心の揺れがあるんですよね。
今回は、そんな中でも特に印象的だった イヴ・サンローラン(Yves Saint Laurent) のブルゾンとの出会い、

そして “ケア・再生・葛藤” のストーリーを、少し長めに語らせてください🧥✨
🌟 出会いは突然に。心が動いた瞬間
先日、いつものように仕入れ先をチェックしていたときのこと。
ブランド一覧を眺めながら「あ、これ良さそう」と思う服はいくつかあったんですが、
その中に一着――強烈に惹かれるアイテムがありました。
それが、イヴ・サンローランのブラックナイロンブルゾン。

👀見た瞬間にわかりました。
「これは来たな」と。
ブラックのナイロン素材は程よい光沢があり、
胸元には控えめに YSL の刺繍ロゴ。
派手すぎず、上品で、どんなスタイルにも馴染む。

しかもサイズはLくらいで、ゆったりだけど大きすぎない絶妙なバランス。
いわゆる“探してもなかなか見つからない黄金比”。

その瞬間、心の中で決まりました。
「買う。」
📦 届いた瞬間のワクワクとドキドキ
そして数日後、自宅に届いた袋を開ける瞬間。
毎回思うけど、仕入れの袋や段ボールを開けるのは本当に楽しい時間です✨
写真で見た通りか?
サイズ感は?
生地の状態は?
まるでプレゼントを開けるようなワクワク感🎁
包みを開けて中から現れたブルゾン。
第一印象――やっぱりかっこいい!!
光沢、ライン、刺繍、どれも完璧。
ただ、やっぱり古着。
少し気になる部分も。
👕 プルラーのスレ
👕 全体的な色褪せ
👕 細かなシミ


でも、それを含めて古着の味。
「これなら自分でケアできるな」と直感しました💡
🧴 ナイロン素材のケア:愛情を込めて再生✨
さて、ここからが大切な作業。
古着を扱ううえで避けて通れない“ケア”。
このブルゾンは ナイロン素材。
一見丈夫に見えますが、実はとてもデリケート。
そこで今回は、私なりのナイロンケア方法をシェアします🧼
🌿 ① 専用洗剤を使用する
ナイロンは普通の洗剤を使うとツヤを失い、
さらに繊維のコーティングが剥がれやすくなります。
だから私はいつも、専用洗剤を使用。
中性で優しく、汚れを落としながら風合いを保ってくれます✨
普通の洗剤より少し高いけど、服の寿命が伸びるので結果的には◎
☀️ ② 熱を避ける!ドライ機は絶対NG
ナイロンは熱にとても弱い素材です。
熱風で乾燥させると繊維が縮み、ツヤも失われ、
最悪の場合、表面が溶けて変色することも…😨
なので、洗濯後は 絶対に自然乾燥(陰干し)!
直射日光もNGです。
紫外線によって色褪せや劣化が進むので、
風通しの良い日陰で、形を整えて干すのがベスト👍
このひと手間で、仕上がりがまったく違います。
💨 ③ 仕上げは軽くブラッシング
乾いたら、柔らかいブラシで表面を整え、
ほこりを落としながら繊維を起こしてあげます。
そのあと軽く 防水スプレー をかけておくと、
次の着用時にも汚れが付きにくくなり、
ナイロン特有のツヤが長持ちします✨
ケアが終わったブルゾンをもう一度手に取ってみると…
「うん、やっぱりかっこいい。」
色も鮮やかさを取り戻し、YSLの刺繍がくっきり✨

まるで“再生”したような感覚。
この瞬間が、古着をやっていて一番楽しいときなんです。
👕 服は生きている。似ていても一着一着が違う
このブルゾンを見て、改めて思いました。
古着って、本当に「同じ」は存在しない。
洗濯の仕方、着る人の体型、保管場所の湿度――
そのすべてが服に“時間の跡”を刻む。
同じモデル・同じタグでも、
袖のシワ、襟の立ち方、裾のくたびれ具合…
全部違う。
服にも「性格」があるように感じるんです。
その個性が古着の最大の魅力🌈
🤔 出すか、着るか。永遠のテーマ。
そして…最大の悩みがやってきます。
「これをショップに出すか、自分で着るか。」
ショップに出せば、確実に売れる。
YSLのブルゾンなんて探している人も多い。
でも、自分で着ても絶対かっこいい。
ブラックナイロンの質感も、刺繍の位置も完璧。
鏡の前で何度も試着しては、
「うーん、やっぱりいいなぁ…」とつぶやく日々。
この葛藤、古着屋あるあるですよね😅
🌀 “出す理由”と“出さない理由”を整理してみる
出す理由:
- 他の人にもこの服の良さを味わってほしい
- 在庫を循環させたい
- ショップのラインナップを充実させたい
出さない理由:
- 自分で着たい(単純に)
- もう二度と同じ状態のものに出会えない
- 手放したあとに後悔しそう
- 裏地もかっこいい!
どちらも正解なんです。
だからこそ迷う。

🫶 古着との関係は“出会いと別れ”の繰り返し
古着屋をやっていると、
毎週のように新しい服と出会い、
そして別れを繰り返します。
でも、その別れが“悲しい”だけじゃない。
自分の手でケアした服を、
次の誰かが大切に着てくれる――
その喜びも、古着の魅力の一部🌍
💭 最後に:迷う時間もファッションの一部
まだこのYSLブルゾンを出品するかは決めていません。
でも、いいんです。
この“迷い”そのものが、
ファッションを楽しんでいる証拠だから✨
服はただの布じゃない。
思い出であり、感情であり、時間の結晶。
あなたにも、そんな「迷う一着」ありますか?
もしあるなら、その気持ちを大切にしてください。
その“迷い”こそ、服との絆の証だから。
🌈 まとめ
- 古着との出会いは一期一会
- ナイロン素材は専用洗剤+陰干しでケア
- 熱はNG!ツヤを守るには優しさが大切
- 出すか迷う時間もファッションの一部
服を通して感じる温もりや想いを、
これからも一着一着大切にしていきたいと思います👕✨
次はこのYSLブルゾンを着て、
秋の街に出かけてみようかな🍁
それとも、お別れして、
新たしい持ち主へ旅たって欲しいかな👋
きっと風の中で、また新しい発見がある気がします。
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