こんにちは、RedHurlのまさきです!
「古着販売を始めたい」「せどりで副業をしてみたい」と思ったとき、必ず出てくる疑問があります。
それが――
「古物商の許可って必要なの?」

実際に私も古着販売を始める前にたくさん調べましたが、結論はとてもシンプルです。
ポイントは 仕入れの方法 にあります。
この記事では、
- 古物商許可が不要なケース
- 必要なケース
- 判断に迷うときの対処法
- 古物商許可の申請方法(超詳しく!)
- 注意点とよくある疑問
を、わかりやすく・ボリュームたっぷりで解説します。
✅ そもそも「古物商許可」とは?
まずは基本から。
古物商許可とは、警察署(公安委員会)が発行する 中古品を扱うための営業許可証 のことです。
例えば、
- メルカリで仕入れた古着を売る
- ヤフオクで仕入れたバッグを転売する
- リサイクルショップから仕入れたスニーカーをネット販売する
こうした行為を 継続的に行う場合 は古物商許可が必要になります。
👉 ポイントは「一度きりの売買」ではなく、反復継続して中古品を販売するかどうか。
✅ 古物商許可が不要なケース
1. 自分の不要品を売るとき
- 自分で買って使った服や小物を売る → 許可不要
- 一度でも自分で使用した物であればOK!と言うかグレー
例:
- 着なくなったラルフローレンのシャツ
- 自分が履いていたスニーカー
- 部屋に眠っていたバッグ
👉 メルカリやヤフオクで「断捨離」するだけなら古物商は不要です。
ただ、転売目的で仕入れ、一度だけ着たから、はい売ります!はNG!
2. 海外で直接買い付けた場合
- 自分が海外に行って古着屋やマーケットで仕入れる → 許可不要
- 仕入れが完全に「国外で完結」しているため、日本の法律の対象外
例:
- アメリカのスリフトショップで購入
- 韓国の市場で直接仕入れ
👉 注意!
- 「海外ネット通販」や「輸入代行業者」を通すと国内取引扱いになるため許可が必要になります。
✅ 古物商許可が必要なケース
1. 日本国内で仕入れる場合
- リサイクルショップで仕入れる
- 古着業者からまとめ買いする
- フリーマーケットで購入する
👉 国内での仕入れはすべて古物商必須。
2. 国内業者を介して海外品を仕入れる場合
- 輸入代行業者を利用する
- 国内の卸業者から「海外古着」として買う
👉 商品が海外製でも「国内業者経由」であれば古物商が必要。
3. 海外のネットオークション・フリマサイトを利用する場合
- eBay
- 海外版メルカリ
- 海外ヤフオク
👉 実際には国をまたいでいますが、日本の法律では「中古品の仕入れ」と見なされ、古物商が必要になることが多いです。
✅ 判断が難しいときは?
- 「海外で買ったけど、間に国内業者が入っているかも?」
- 「ネット通販で買ったけど、販売元がどこなのか分からない」
👉 こういう場合は 必ず警察署(生活安全課)に相談 しましょう。
地域ごとの警察署が管轄しているので、最寄りに確認するのが最も確実です。
【注意】相談した際に、その担当者名は必ず覚えて(メモって)ください。担当によって判断が違っていたり、理解の仕方が違うため念の為⚠️
✅ 古物商許可が必要な理由
古物営業法の目的はシンプルです。
- 盗品の流通を防ぐ
- 被害者の迅速な回復を支援する
つまり、国内で流通する中古品を厳格に管理するため なのです。
一方で、海外での取引だけで完結する場合には日本の法律は関与しません。
✅ 古物商許可の申請手順(完全解説)
「必要なのは分かったけど、申請って難しそう…」
そう思う方も多いのですが、実際は意外と簡単です。
行政書士に頼むと数万円かかりますが、自分でやれば 費用は19,000円だけ!
📌 全体の流れ
- 警察署に事前相談
- 必要書類を揃える
- 申請書を作成
- 副本を用意
- 警察署に申請予約
- 書類提出&手数料支払い(19,000円)
- 審査(40日〜2ヶ月)
- 許可証の交付
📌 必要書類(個人の場合)
- 古物商許可申請書
- 身分証明書(役所で発行)
- 住民票(3ヶ月以内)
- 略歴書(直近5年分)
- 誓約書
👉 法人の場合は「定款」「登記事項証明書」「役員分の略歴書・誓約書」も必要。
👉 ネット販売するなら「ホームページURLの証明書」も提出。


📌 注意点
- 営業所ごとに申請が必要(自宅でもOK)
- 賃貸物件の場合は「事務所利用の承諾書」が必要になることも
- 許可証取得後は、ネットショップのトップページに 氏名・住所・許可番号・公安委員会名 を明記する義務あり
- 無許可営業は 懲役刑や罰金刑 の対象になる可能性あり
✅ よくある質問(FAQ)
Q1. メルカリで不要品を売るだけなら許可は必要ですか?
👉 不要品の処分だけなら不要です。ただし仕入れて販売する場合は必要。
Q2. 海外からの仕入れは常に不要ですか?
👉 自分で現地に行って直接仕入れた場合のみ不要。ネット通販や代行業者利用なら必要。
Q3. 許可が下りるまでどれくらいかかりますか?
👉 おおむね40日〜2ヶ月程度です。
Q4. 費用はいくらかかりますか?
👉 19,000円(申請手数料)だけ。
✨ まとめ
- 不要品や海外で直接仕入れたものは 古物商不要
- 国内で仕入れる場合や、業者・ネットオークションを通す場合は 古物商必須
- 判断に迷ったら警察署に相談
- 申請は意外と簡単、費用は19,000円だけ
- 許可証は副業・本業問わず中古品販売をするなら必須
👉 古着販売やせどりを本格的にやりたい方は、早めに古物商許可を取得しておきましょう!
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